毎日同じことの繰り返しで、私のキャリアはずっとこのままなのかなあ
あなたには、ワクワクするようなキャリアビジョンはありますか?
恐らく、自分のやりたいことが分からず、なんとなく今の仕事を続けてしまっていて、キャリアビジョンが定まっていないという人も多いと思います。
しかし、人のキャリアの節目となるような出来事は、多くが綿密に計画された取り組みではなく、たまたま起こった偶然の出来事だということが、スタンフォード大学の研究で分かっています。
つまり、キャリアビジョンを綿密に描くことも大事だけれど、よりよい偶然に遭遇する機会を増やし、その偶然をキャリアに上手く取り入れていくことこそ、もっと大事だということです。
今回はそんな「よりよい偶然に遭遇する機会が増える習慣」を2つご紹介していきます。
偶然に遭遇する機会が増える習慣とは?
よりよい偶然に遭遇するために必要な習慣は、以下の2つです。
- ネットワークを構築する習慣
- 新しいことにチャレンジする習慣
ネットワークを構築する習慣とは、人とのつながりをどんどん広げていくというものです。
具体的には、より頻度高く新しい人、出会いたい人に出会っていく行動パターンを自分に定着させていくことを言います。
新しいことにチャレンジする習慣は、今まで経験したことのないテーマに取り組み続けることや、自分が初心者の立場になる環境を持ち続けるというものです。
自分で努力したり、工夫したりしながら、何かを上達していくサイクルを生活に取り込んでいきます。
これら2つの習慣を定着させることで、日常の行動レベルが上がり、よりよい偶然に遭遇できるようになっていきます。
ネットワークを構築する習慣
身につけるとどうなる?
ネットワークを構築する習慣を身につけられると、「他人の力を上手に借りる」ことができるようになります。
よりよい未来に向かって頑張りたいと思っても、あなた一人の想像力には限界があります。
あなたが想像できる「最高の自分」は、想像できている時点で想像以上の自分ではありません。
想像以上になる為には、自分だけで頑張りすぎず、上手く他人の力を借りることが必要です。
ネットワークを構築する習慣を身につけることで、自然に多様なつながりが生まれる行動パターンを実践することができるようになります。
新しい出会いと懐かしい出会いを大切にする
前提として、最初から「キャリアに繋がる出会い」を求めすぎるのはNGです。
ポイントは、新しい出会いと懐かしい出会いを大切にするということです。
まずは、毎週1人でもいいので、新しい人に出会うことを心がけましょう。
毎週1人との出会いがあれば、年間で50人と繋がることになります。
これはもちろんオンラインでも大丈夫です。
一方で、懐かしい出会いも大切です。
学生時代の友人は、今様々な仕事をしているはずです。
その中に、大事な偶然の出会いが眠っている可能性があります。
同窓会に積極的に参加したり、友人とランチに行く際には意識的に懐かしい人を誘ったり、マインドを変えていきましょう。
ただ、言葉にするのは簡単でも、実行に移すのが難しいという人も多いと思います。
ここからは、具体的な3ステップをご紹介していきます。
ステップ①マインドセットを整える
出会いを作ることを行動に移せない人の多くは、相手に連絡した結果断られたり無視されたりすることを恐れています。
しかし、それは何も起きていない未来のことを勝手に悪いように決めつけて不安になっているだけですよね。
ネットワーク体質を鍛える第一歩は、行動を躊躇している自分に気づき、物の見方を変えることです。
逆に、あなたが懐かしい友人から会いたいと言われたとき、どう思いますか?
悪い気持ちはしないのではないでしょうか?
断るとしたら、どんな理由で断るでしょうか。「面倒くさい」という理由かもしれません。
しかし、普段会う機会がない人に「面倒くさい」と思われたところで、あなたに何が起こるでしょうか。
あなたの人生には何の影響もありませんよね。あなたがどう受け止めるかの「気持ち」だけの問題です。
このようにマインドセットを変えて、行動を躊躇する理由をなくしていきましょう。
ステップ②連絡先をリストアップする
マインドセットを整えたら、実際に連絡する相手を決めていきます。
地域のイベント、興味のあるNPO、朝活、読書会など、少しでも面白そうと思ったものをリストアップします。
少しくらい恥をかいても構わないくらいの意識で参加してみましょう。
知り合いの中でハブになってほしい人をリストアップします。
また、今現在よく会う人たちにも「ネットワークを広げたいので面白い人やイベントを知っていたら紹介してほしい」と伝えておくのもオススメです。
懐かしい友人はもちろん、好きな本の著者や経営者などの著名人などでもOKです。
出会いを増やすポイントは、人の助けを借りることです。
人が集まる場に参加すること、誰かに紹介してもらうことです。
イベントはオンラインでもOKですが、できるだけ参加者同士の雑談が生まれ、お互いの人となりを知れるものがよいでしょう。
ステップ③行動を促進する習慣を作る
連絡先をリストアップしてみたものの、いざ行動しようとすると不安になってしまうこともあると思います。
そうならないために、余計なことを考えずに踏み出せるような習慣作りが大切です。
作る習慣は以下の2つです。
- 準備の習慣:会話の糸口を決めておく
- 出会いの習慣:いつどんな行動をするか決めておく
知らない人と会う場合、特に会話が続くかどうか不安になることが多いと思います。
しかし、イベントに来るような人は、誰かと話をしたいという思いを持った人が多く、糸口さえあれば、あとは相手がどんどん話してくれることが多いものです。
そのため、出会った人に聞きたいことのリストを用意しておきましょう。
出会いの習慣は、具体的に行動を決めておくことで、日々のルーティンとして自然に取り入れていけるようになります。
例えば、
- 毎週月曜の朝に参加するイベントや会いたい人に連絡する
- 毎月1日に今月の行動の方向性を考える
などです。
行動するタイミングを決めておけば、余計なことを考えずに淡々と行動に移すことができるようになります。
新しいことにチャレンジする習慣
身につけるとどうなる?
この習慣は、「絶えず何か新しいテーマを学んでいることが当たり前の状態」を言います。
新しいテーマに対して努力し、新しい先生や自分が初心者に慣れる場所を楽しむ力を養うことが大切です。
人間は、仕事に慣れてきたり、自分のキャリアが上手く回りだしたりすると、傲慢になる部分がどうしても出てきます。
また、効率性が求められた結果、苦労を避けることが正当化される面も出てきます。
このような状態が続くと、いつの間にか非成長体質になってしまうのです。
成長体質を鍛えることで、「自分の頭で考えて行動し、試行錯誤する力」を取り戻し、同時に新しいテーマに向き合うことで、今まで気づかなかったワクワクすることや人に出会う機会を増やすことが出来ます。
3つの領域でチャレンジする
習慣を身につける上では、以下3つの領域でそれぞれ新しいことにチャレンジすることを意識しましょう。
- 現在の仕事に関するテーマ
- 現在の仕事とは異なるテーマ
- スポーツ・芸術分野のテーマ
1つ目の仕事に関するテーマは、資格の勉強や同じ職種の交流会や勉強会への参加などです。
2つ目の仕事以外のテーマは、気になる専門分野の勉強やちょっと変わった資格、気になるNPOイベントへの参加などが当てはまります。
3つ目のスポーツ・芸術分野のテーマは、趣味的な領域で真剣に取り組むものを設定します。
過去に経験したものでも、全くはじめてのものでもOKです。
ポイントは、初心者の立場から成長を味わえるものを設定することです。
これら3つの領域で成長を意識して行動すると、それぞれ、または3つが重なる領域で新しい発見が生まれてきます。
もし始めてみてワクワクできなかったとしても、そういう自分への理解が深まることになるので、失敗ではありません。
少しずつ自分の可能性や向いていないことを発見することで、本当に「ワクワクすること」に近づくことができます。
ファーストステップには「SHElikes」がオススメ
ネットワークを構築することと、新しいことにチャレンジすることが大切ということは分かったけど、やっぱり最初の一歩が踏み出せない…
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行動が変わるとよいキャリアを引き寄せられる
自分の人生・キャリアを切り拓いていくためには、かなりの努力を求められることもあります。
一方で、運命のような偶然の縁を通じて人生が変わっていく人もたくさんいます。
そんな偶然の縁は、待っているだけでは出会えないことが多いです。
よい人生・キャリアを引き寄せられるよう、ぜひ今回ご紹介した習慣を行動に移してみてください。